意図的に隠された美しい物達の在処


オーケン石魚眼石 孔雀石砂漠の薔薇
十字石曹灰硼石 天河石透明方解石
針入水晶葡萄石 紅水晶蛍石
雷卵石ラブラドライト 天青石


Attention! わたくしは鉱石についての専門的知識が殆ど、 いえ、全く無い素人です
よって、コメントに不的確な事や間違った事が書かれている場合があるかもしれません
予めご了承下さった上で見てやって下さいまし・・・
なお、そういう事があった場合にお気づきになられた方
もし宜しければわたくしまで詳しくお教え下さると嬉しいです





*オーケン石*

オーケン石/Okenite
魚眼石や石英、沸石、方解石などと一緒に結晶することが多いです。
真っ白で、ふわふわした感じの見た目なのですが、触り心地も見た目通りのふかふかです
多少手荒く扱っても、崩れたりすることはありません
ただ、注意すべき事は、あまり日光に当てないことです
紫外線にさらされると、折角の綺麗な白が、黄色く変色してしまうので・・・
上から見るとまんまるの、小さなうさぎの尻尾のような物を一つ、所有しております


*魚眼石*

魚眼石/Apophy lite/KCa4(Si4O10)2F・8H2O
内部の屈折が関係して、結晶のC軸方向(一番長い面の一片から一片を万華鏡のように見ること)
から見ると、魚の目のように光って見えることから、この名が付きました
「Apophy lite」とはギリシャ語で「葉片状に割れる」という意味です
その名の通り、この石は熱すると葉っぱの形に割れます
主に、無色、グリーンの透明に結晶しますが、グリーンの方が価値が高いとされています
無色透明の物を、一つ所有しております


*孔雀石*

孔雀石/Malachite/Cu2(CO3)(OH)2
銅鉱床の酸化帯にもっとも普通に産出する鉱物です
塊状や、皮殻状、針状結晶、繊維状など様々な結晶をなし、希塩酸に発泡して溶けます
所有している物は小さな塊状の結晶が一つと、一見天鵞絨の様に見える結晶が一つ
様々な濃淡の緑色が織りなす縞模様が、とても綺麗です


*砂漠の薔薇*

砂漠の薔薇/Selenite Roses(SandRoze)/CaSO4・2H2O
この鉱石は、砂漠の中でも、昔湖や河の在った所でのみ、産出されます
というのも、石膏を形成する上での成分として、水が欠かせないからです
薄褐色を彩る白が、とても清楚で可愛いです
卵より少し小さい位の単体結晶を一つ、所有しております


*十字石*

十字石/Staurolite/(Fe,Mg,Zn)2 Al9(Si,Al)4O22(OH)2
垂直に交差して結晶する十字型や、少し斜めに交差して結晶するX型の双晶
そのまま、見た目からこの名が付きました
一般的に、X型の双晶よりも十字型の双晶の方が価値が高いようです
が、長野まゆみさんファンならば、X型の方が良いかもしれませんね
「天体議会」には、斜に交差した十字石が出てきますから・・・銅貨と水蓮の気分、ふふ
私は小さなX型の物を一つと、それよりもう少し大きな十字型の物を一つ、所有しております
石の十字架、かなりお気に入りです・・・もっと欲しいな、そして旅のお守りにする、と(笑)


*曹灰硼石*

曹灰硼石(ウレックス石、テレビ石)/Ulexite(TV-rock)/NaCaB5O9・8H2O
白くて一見不透明なのに、字や絵の上にこの石を置くとそれらが浮き上がって見える不思議な石
これは、石の繊維状結晶の平行集合体が、グラスファイバーと同じ光学的効果をもたらすからで
本物のテレビの初期の仕組みと全く同じ原理です
正方形に近い形の物が一つと、長方形に近い、もう少し小さい物を一つ、所有しております


*天河石*

天河石(微斜長石)/Amazone-stone(Amazonite)/KAISi3O8
ペグマタイトの空洞に出来る長石類の代表格です
劈開面が0.5度で交わりあうことから、微斜長石という別名がつきました
ちなみに私は「天河石」という名を「天体議会」の目次で覚えました・・・はい
薄い青緑の物を一つ所有しております


*透明方解石*

透明方解石(氷洲石)/Iceland spar(Calcite)/CaCo3
透明な方解石を通して文字などを見ると、見た物が2重に見えます
この現象を、複屈折現象と言います
方解石を回すと物は次第に重なって見え、そして又2重になって見えます
これは、物から出ている光が方解石の中で2つに分かれ(波長の異なる光は屈折率が違うため)
そして目に入るからです
少し大きめの物を一つと、小さな物を一つ、所有しております


*針入水晶*

針入水晶/Rutile Quartz
結晶内部に別の結晶や物質の含まれた水晶を、ファントム水晶と呼びます
また、針状の鉱物が含まれている水晶を、草入水晶と呼びます
つまり、この針入り水晶は、ファントム水晶で、ルチル入りの草入り水晶、です
ルチルは一見不透明の金属のようですが、実は半透明に結晶した鉱物であり
ダイヤモンドを上回る屈折率を持っている為、水晶の中できらきらと光を反射し、とても美しいです
鋭利にカットされた物を一つ所有しております


*葡萄石*

すみません、力量不足でこの石の事は殆ど分かりません
本を見ても、載っている物と私の持っている物が違うみたいなのですよね・・・
鉱石の図鑑、欲しいな・・・でも私、裕福でないのです(涙)
所有しているのは濃いヴァイオレットの結晶を一つ
一見、形は私の持っている魚眼石っぽいです


*紅水晶*

紅水晶/Roze Quartz/SiO2
一般的に、石英が柱状に結晶した物を水晶と呼びます
透明度のあまり高くない、小さな物を一つ、所有しております


*蛍石*

蛍石/Fluorite/CaF2
蛍石は正六面体及び正八面体に結晶します。色や透明度も様々です
主にイギリス産のこの石は、紫外線を浴びると蛍光を帯びますが
その他の蛍石でも高温で熱することにより蛍光を帯びます
但し、破片が飛び散って危険なので、もしも行う時は、小さく砕いてから熱することが大事です
蛍石は、内包物があればある程、又は濁っていれば濁っている程蛍光性が強くなります
私が所有している物は、単体結晶は小指の爪程の小さな無色透明の物を一つ
それよりも少し大きい薄いヴァイオレットの物を一つと薄いピンクの物を一つ、黄色のものを一つ
さらにもう少し大きいアイスブルゥの物を一つと濃いヴァイオレットの物を一つ
そして内包物があり透明度の低い、薄いグリーンの物を一つ、の計7つ
黄色の物とグリーンの物だけ蛍光性があります
その他に、濃いヴァイオレットの群晶も一つ、所有しております
入子状に中で一度結晶し、その上に又結晶している、という形の物です
正方形の蛍石が寄り集まって出来ているので、表面は複雑なブロック模様が出来ています


*雷卵石*

雷卵石/ThunderEgg
本来は卵形の鉱石なのですが、中身が瑪瑙のようになっている事を見せる為に
大抵は2つに割って売られているようです
私が所有しているのは、その片割れのみです
サンダーバードが雷鳴と共に産み落とした、という伝説から、この名が付いたそうです
仮にも長野まゆみさんファンな私は、この石を眺める度に
プラチナとミシエルごっこがしたくて堪りません(やばいな私・・・)
でも本当に、中身の色合いがとても不思議な感じで素敵です


*ラブラドライト*

Labradorite/(Na,Ca)(Al,Si)4O8
宝石に一番よくカットされる斜長石
オレンジ、無色、赤色をしているが
宝飾品の用途として人気があるのは遊色効果を示す石である
変成岩、火成岩の中に産する

(以上、斜体部分はこさこさんより情報を頂きました)
一見どこにでも落ちていそうな石に見えるのですが
光の加減で、まるでラピュタの飛行石のように中から青白く光ります
その青があまりにも綺麗だったので購入しました


*天青石*

天青石/Celestine/SrSO4
日本では産出のまれな鉱石です
きちんと結晶すると、ちょうど水晶のような形になりますが
私の所有している物は綺麗に結晶しておらず、あまり形は整っておりません
けれどもそれがかえって星屑の様な感じで、とても可愛いです
ちなみに色は、殆ど無色透明と言っても良いくらいのブルゥです





鉱石情報求めています 切実です はっきり言って右も左も分からない世界です
鉱石屋さんの場所、鉱石フェアの時期や場所など何でも良いですので、どうぞ教えて下さい
関西近辺の情報だと、なお嬉しいです・・・よろしくお願いいたします





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西村和史(Kazushi Nishimura)


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