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*日曜喫
茶
室*
お気に入りの本を抱えて
*日曜喫
茶
室*
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今日もまた 扉を開ける
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喫茶室の古い扉を開けると微かに甘い匂いがした
茶色を基調にした内装は何となく心が柔らかくなる感覚を味わえる
年齢の伺い知れないマスタが今日もまたこちらを振り返って微笑む
「日曜喫茶室へようこそいらっしゃいました
当喫茶室には螺旋都市産の珈琲や紅茶がございます
どうぞごゆっくりなさって下さい」
座る場所は勿論いつもの指定席
そしてメニュウに目を落とす
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*日曜喫
茶
室* 〜Sunday's Cafe〜
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MENU
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◆珈琲(小説)◆
「虚構の街」
「夢ノ世哀愁」
「空 宝あり」
「胡蝶の夢」
「夜猫」
「蜜ノ馨ノスル」
(2002.1.21新入荷)
◆紅茶(詩)◆
「A TRASHCAN」
「狂詩」
「美術作品」
「月下」
「雲は白く空は青い」
「螺旋」
「永遠に気づかれる事がないだろう美しい絶望の地」
「WHITE」
「陰々鬱々」
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注文を決めかねて、じっとメニュウを
見つめる
何を頼もうか……?
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*日曜喫
茶
室*
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